健康や病気に関する情報を集めるのに、インターネットを使うことがある。最近は、患者向けのわかりやすい病気のパンフレットを、製薬会社がHP上で無料ダウンロードできるようにしているためだ。その時に使用する検索サイトはGoogle。
つい数か月前は、病名を入れると上位検索にネイバーまとめだのウェルクだのが上がってきて、非常に邪魔だった。よける方法を知らなかったので、目視でページをめくっていた。なんとかならんかなーと思っていたが、やはり命に関係する情報だけあって、専門家の指摘もあり、サイトが非公開だのグーグル検索ではじかれるだのになってうれしい。ウェルクの非公開に合わせて、他のサイトも美容や料理はそのまま残っているけど、医療に関するページは非公開になったりした。
しかし、ネイバーまとめと身近なリスクを解決する主婦の味方WooRis(ウーリス)は、今になっても医療系記事を絶賛公開中。
ネイバーまとめは有名だけど、ウーリスは前にtogetterでちょっと紹介されてたから知っている人がいるかも。
「足から出た毒素が靴下を溶かす!」の記事を見て興奮する人たち-togetterまとめ
そういやD&Dのスライムは金属をも溶かす凶悪なモンスターで、ウィザードリィ感覚で弱いだろうと思って出してえらいことになった。(ちょっとTRPGに関係でてきた)
ウーリスは、ウェルクのように、報酬をだしてWebライターに書かせるのと、ウーリス上でプロフィールを公開するから無料で専門家ライターに書かせるのがある。
専門知識持っているほうが無料なのか!
それは置いといてウェルクがあんなに騒がれたのに、ウーリスもよく公開したままでさらに新規更新までやっているな、と不思議に思う。編集部には危機管理という概念がないのかな?
多分、このようにtogetterで作られて指摘が入っても、専門ライターが内容をチェックしているから公開したままでもOK!、だと編集部は考えているのだ、と推測される。
その点同じ主婦を対象にしたハピママは、指摘が入った記事を非公開にして良心的だと思う。
”育児の常識”が正しいとは限らない!?親が気をつけるべき「母子手帳のワナ」とは-ハピママ
どんな内容だったかは配信されたエキサイトニュースにまだ載ってた。
母子手帳のワナはアマゾンにレビューがあるけど、今のところ星1つレビューが絶賛支持され中。フェイスブック上で著者は、星1つレビューに参考にならなかったを入れるよう発言しているのに。
医療関係の記事をいまだに非公開にしていない編集部は、記事の内容に問題があってもライターの責任に負わせるんじゃないかな。まあ、そんな方針の会社だったらライター募集しても、不安感じて二の足を踏むんじゃないかな。応募しないけど。
けど、病気の情報を検索する患者に標準医療から外れた情報を提供するのは、危険だよね。医療者からしたらやめてほしい行為だと思う。そのせいで患者が病院に通わなくなったらやるせない。
あと、ネイバーまとめは、知識plusとアンケートplusで遊んでいたから悪口は言いたくないけど、この際ネイバーまとめをやめて知識plusとアンケートplus復活させてください。お願いします。